株式投資は短期売買が効率良い

株式投資は長期こそ王道のように言われるが、実際には短期で細かく利ざやを取ったほうが圧倒的に効率が良い。
投資のスタイルというものがあるので、どちらが優れているということはないが、大きく利を伸ばしやすいのは短期売買の方が分があるといえるだろう。
長期はじっくりと待って大きく株価を伸ばすだけに、利益も大きいように思えるが思惑と逆の方に動いてしまうと金銭的な損失が大きく、更に機会損失も大きい欠点がある。
短期売買は大きな利益こそ手にしづらいが、損失も小さく駄目だと思えばすぐに次の銘柄に乗り換えることができる利点があり、リスクも最小限に抑えることができる。

値幅を取れないと思われがちだが、急騰をしている銘柄に上手く乗ることができた場合、長期投資よりも値幅を抜くこともでき短期間で大きく資金を増やすことができるため、取引技術があれば株式投資は短期売買の方が効率が良い。
短期にしても長期にしても最終的に物を言うのは技術であるが、技術があるのであれば短期のほうが効率が良いのである。
大半の人は短期売買をすると目先の動きに振り回されて、いたずらに損失ばかりを広げることになってしまうため、じっくり先を見据えた長期投資を勧められるが、相場を分析する能力や適切に利食いや損切りをすることができるのであれば、短期売買で利ざやを取ったほうが良いだろう。

短期売買である程度利益を残すことができれば、その利益を元にインカムゲイン狙いの長期投資の資金にもすることができるので、投資の柔軟性が高まることになる。
投資というのは最初の元本を作るのが難しいので、効率よく投資元本を増やすのであれば積極的に短期で売買をしていき回転させるのが良いのである。
人によって得手不得手があるにしても長期で勝てない人は短期でも勝てないし、短期で勝てない人は長期でも勝てないため、短期売買は勝率が悪いと思い込まずに積極的な投資に目を向けることも大切なことと言えよう。