株式投資は比較的安全性の高い投資です

株式投資と聞くととてもリスクの大きな金融商品であると言うイメージを持つ人もいます。株に失敗して大損をしてしまったと言う話や、借金を抱えてしまったと言う話がエピソードとして語られることもあります。しかしながら実際の株式投資を知っている人にとっては、使い方を間違わなければ比較的安全性の高い金融商品であると言うことが理解できます。どのような方法で投資を行うのかによっても異なりますが、ごく一般的な投資方法を選択するのであれば、少なくとも借金を抱える事はありません。


最も一般的な株式投資の方法としては、現金で株式を購入すると言う方法です。これは現物と呼ばれており、株価が上がる場合に利益を生み出すことができます。この方法を選択している限りは、損失が発生すると言うリスクそのものが存在していますが、借金を抱えてしまうと言う事はあり得ません。最悪のケースとして株を発行している企業が倒産した場合を想定したとしても、手持ちの株式の価値がゼロになるだけであり、その価値がマイナスになると言う事は無いのです。つまり借金を背負ってしまうというリスクは存在していません。


このような範囲内で投資をするのであれば比較的安全性の高いものであると言えるでしょう。もしも借金を抱えてしまうということがあるのであれば、それは信用取引を利用した場合であると言えるでしょう。信用取引と言うのは投資家自身の信用を担保として様々なサービスを利用することができるという方法です。例えば購入する際に預け入れている資金の3倍程度まで使うことができると言う仕組みも存在しています。これは言い換えれば、借金をして株を購入するということを意味するものです。このような方法を選択する場合は手持ちの資金以上の投資をすることになりますので運用に失敗した場合には借金が生じることになるのです。


また信用取引では売りから取引をスタートすることもできます。株価が下落する局面で利益を生み出すことができるため非常に魅力的な者として受け止められていますが、この取引では株価上昇に対して無限の損失を背負う可能性があります。このような形でも大きな借金を背負うことになるでしょう。これらに注意さえすれば比較的安全な投資であると言えるのです。