FXは外貨預金としても資産運用できる

資産運用の方法として、FXを行っている人もたくさんいます。ネットで株の自動売買をしたことがある人は、FXの自動売買もそれほど難しく感じないはずです。注文方法などもほとんど同じで、パソコンの画面上に取引数量などを打ち込んでいくだけだからです。もちろん画面上でチャートを見ながら売買できますし、為替に関連のあるニュースやレポートを読むこともできます。入出金の手続きもパソコン上で行えます。ただこの取引にはスワップ、取引証拠金、レバレッジ、ロスカットなどの独特の言葉と、ルールがあります。これらの項目についてしっかりと頭に入れてから、取引をするようにしてください。

FXを外貨預金として、資産運用することが可能です。レバレッジを1倍にしてしまえばいいのです。つまり1000ドルの米ドルを買うなら1000ドルに相当する日本円を口座に入れ、指値か成り行きで買いの注文を入れればいいのです。外貨預金として使う場合は、高金利通貨をできるだけ安く買わないといけません。そのために過去数か月分の為替レートの変動をみることが、大切です。FX業者のチャート画面でレートを確認して、数か月周期の円高局面でうまく買うのです。買ったら何もせずに、ずーと持ち続けると思っている人は、資産管理能力が足りません。為替は動くのですから数日で、1年分の利子よりも為替差益が出る可能性もあります。この取引は外貨定期預金と違い、1年間解約できないわけではありません。もし為替差益が出たらしっかりと利益確定の売りを決行してください。ここまでやって初めて、この取引の醍醐味を味わうことができます。年に数回程度この取引を行うだけで、年利数10%程度の資産運用は可能になっています。外貨預金は高金利を目的にしているため、低金利の外貨を買っても意味がありません。そうなると候補に挙がってくるのが、豪ドルやニュージーランドドルになってきます。ユーロや米ドルの金利がもう少し高くなれば、検討してもいいかもしれません。